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よくあるご質問
治療前
値段について
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食べ物や洋服、電化製品、車など全ての製品には高価格帯、中価格帯、低価格帯がありますが、低価格帯でもそれなりに品質の高いものがあると思います。インプラントも同様、様々な価格帯の製品が販売されており、もちろん高価格帯のインプラントの品質が良いのは当然だと言えますが、低価格帯のインプラントが必ずしも品質が悪いとは言えません。
もちろん中には品質が悪いのもありますので注意は必要です。歴史は浅くても、しっかり研究開発しており着実に実績を積んでいるメーカーの販売するインプラントは価格が安くても品質は良い場合がありますが、それを見極めることは一般的ではないと思います。実績がある大手のメーカー製インプラントを選択するか、信頼のおける歯科医院で治療されるのが良いと思います。 -
自院では割引等は行なっておりません。
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インプラント治療は自由診療にあたるため、虫歯や歯周病のような一般的な保険診療とは違い、国民健康保険や社会保険に含まれる健康保険は適用されない診療になります。自由診療は保険の範囲外なので医院が独自に治療費を決めても良いことになっています。
そのため、自由診療は高額になる傾向があります。保険適用の対象となるのは、「病気を治すために必要な治療」や「失われた機能を回復させる治療」などです。インプラント治療は、「失った機能を回復させる治療」に該当しますが、他にも入れ歯やインプラントなどの方法があるため、必ずしも必要な治療とは言えません。そのため、インプラント治療には基本的に保険が適用されないのです。 -
交通事故による障害にインプラント治療が臨床的に可能か否かという問題と交通事故による障害にインプラント治療が事故保険で対応できるのか否かという問題があります。前者は、個々の患者さんの骨の状態や担当医の技量によるところが大きく思われます。
担当医が選択肢の一つとして、被害者がインプラント治療を選択して、これを交通事故の医療として認めなかった判決は知りません。示談や和解、それ以前において、保険会社の一方的な「自動車保険でインプラントはできない」などの意見を担当医が鵜呑みにしてしまったり、患者さん自身も思いこんでしまって、「自賠責ではできない」「裁判をしなければできない」などという誘導されたような理解をされている方がおりますが、全くの間違いです。
しかし、この間違いに即して動く担当医や、諦めてしまう患者さんが少なからずおります。そのようなことが、患者さんの損害賠償請求権や自己決定権を無視して行われている事件があればどうぞ、ご相談ください。 -
インプラントは「噛める」という機能要素以外にも、「自然にみえる」審美要素も重要になってきます。天然の歯と人工の歯に色の違いがあっては、大きな口で笑うことはできませんよね。当院では、専門の技工師が細かい微調整を何度も繰り返すことで、周辺の天然歯と見分けがつかないくらいまで色調整を行ないます。
これは最終的な仕上がりも審美的に整っていなければ、患者さんに心から満足してもらえないと考えているからです。価格に関しては患者さんのお口の状態やご希望によって変わってまいります。カウンセリングでゆっくりとお話をお聞かせいただければと思います。
治療について
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歯を失った時の治療法には、従来から行われているブリッジ・入れ歯、そしてインプラントがあります。それぞれの治療法にメリット・デメリットがあるため、長所だけでなく短所も把握して治療法を選択することが大切です。
一度削ってしまった歯は、元の健康な状態に戻ることはありません。将来、患者さんが後悔することがないように、納得して治療を受けていただけるよう十分なカウンセリングの時間を頂き、相談しやすい環境づくりにも努めています。 -
歯周病が進行していたり、長い間歯を抜けたままにしておくと、顎の骨は正常な機能圧がかからないために、やせ細ってしまいます。顎の骨が薄くなると、インプラントの固定することができないため、インプラント治療を行うことは難しくなります。 しかし、たとえ骨が薄い方であっても治療が不可能なわけではありません。
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インプラントは、誰でもどの歯にも適用できるというものではなく、顎の骨や歯茎の状態によっては、できない場合もあります。特に前歯のインプラントについては、難しいと言われています。インプラントは前歯、奥歯どこでも出来るように思えますが、条件として土台となるネジを埋め込める環境が必要です。
前歯は、人間の口腔内の顎の骨の構造上、他の歯に比べてネジを埋め込むだけの厚さが足りないと言われています。ですので、前歯にインプラント治療を行いたい場合は、事前に精密な検査や顎の厚みを形成する手術などを行うことになります。そのため、歯科医師の高い技術力を必要とする最も難易度の高い部分といえます。 -
インプラントは、顎の骨量が十分にないと出来ない治療です。歯周病で歯を失った何も無い歯茎に、まずはインプラントを埋め込められるかどうか土台となる顎の骨量が十分かどうかをチェックしなくてはなりません。顎の骨の量が十分でないと、安定性、安全性に加え、機能性、審美性にも問題が出てきます。
歯周病が原因で歯にぐらつきがあり、しっかり噛めないためインプラントをしたいという方は、 インプラントをする前にしっかりと歯周病を治療する必要があります。無数にある歯科医院の中でも歯周病治療が出来る歯科医院はそう多くありません。 アメリカの歯周病学会(AAP)では「インプラント治療は歯周病の専門医が行うべきだ」という考えはすでに常識です。 -
インプラントされている歯でも、当然入れ歯は作れます。インプラントされた歯で注意しないといけないのは、インプラントはかみ合わせが非常に強いので、入れ歯とかみ合う部分はどうしても入れ歯が弱く感じられます。長年強くかみ合っていると、入れ歯のかみ合う面がどうしても通常よりもすり減りやすくなります。
ですから普通の方よりも入れ歯の人工の歯の交換時期が早くなる可能性はあるかと思います。 ですが、入れ歯というのは非常に安全な治療方法のひとつでもありますし、入れ歯さえ修理・修正すれば長年快適に利用できるわけですから、あまり心配されなくてもいいかと思われます。あとはインプラントされた歯よりも、残っている天然のご自身の歯の状態がとても大切になるかと思います。
口の中に、インプラントと天然の歯と入れ歯が混在しますので、その全体のバランスを考えて作り上げ、仕上がってからも定期的なメンテナンスを必ず行って管理していく必要があると思います。
メリット・デメリット
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歯科治療を受ける際、提示された診断や治療方針に迷いや不安があり、治療を進められないことはありませんか?このような時、担当の歯科医師の下で納得して治療を受けられるように、担当の歯科医師以外の意見を聞き、参考にすることが大切です。他の歯科医師の意見を聞くことは、よりよい決断をするための有用な手段となるでしょう。
保険診療に関しては、全国で治療方法や費用が統一されているので、診断以外に関してはあまり差がないことが多いです。しかし、保険が適用されない自由診療においては、歯科医院が独自に決めた治療方法や費用で行われるため、多くの選択肢があります。担当の歯科医師以外の意見を聞くことは、自由診療の中で迷いがある方にとって、特に有用な手段といえます。 -
インプラント治療を受けてみたいけど、なんだか怖い。そう思ってなかなか歯医者さんへ相談に行けない方はいらっしゃいませんか?インプラント治療において最も大切なことは、カウンセリングと検査を通して、あなたにもっとも合った治療計画を立てることです。その為には、歯科用CTや専用ソフト、オペ用の診療スペースなど、必ず必要となる設備や機材があります。
それらが一通りそろっていることは、ある意味で最低条件といえます。また、インプラントを行うには、専門的知識が必要不可欠であり、 高度なインプラント治療の技術と知識、設備や経験を持った歯科医院でインプラント治療を受ける事が、良い結果を生み出すための選択であると言えます。 -
インプラント治療は歯科医師であれば誰でも行えるもので、治療の選択肢を増やすためにインプラント治療を手がける歯科医師は多くいます。しかし、安全にインプラント治療を行うためには、一般歯科治療以外に専門性の高い知識と技術が要求されます。
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重い全身疾患のある方、骨が薄く骨を造る手術が必要な方など、設備や機器が整い、他の診療科(内科など)が併設している大学病院で治療を受けることをおすすめします。しかし、通院できる曜日や時間帯が限られている方、早く治療を進めたい方は、お近くの歯科医院で治療を受けることを検討されるとよいでしょう。
歯科医院によっては幅広い時間帯で診療しているところもあるので、大学病院よりも予約が取りやすい可能性が高いためです。インプラントを長く使用するためのポイントとして、お口の中でのインプラントの調整や、お口の中のメンテナンス、ブラッシングや食生活の指導を受けることなどが挙げられます。
インプラント治療後も定期的なメンテナンスの通院が必要となりますので、大学病院に比べ歯科医院であれば、継続した通院がしやすいかもしれません。治療技術については、歯科医院と大学病院、経験の長短などで評価することはできません。治療を受ける歯科医師、または施設に信頼がおけるかどうかが歯科医師・施設選びのポイントです。 -
当院では、インプラント治療ガイドに「インプラント治療を希望される患者さんには、禁煙もしくは節煙(少なくとも手術の一週間前より術後 8 週間は禁煙)を指導させていただきます。またヘビースモーカーのかたは治療の対象とさせていただいておりせん」とも記載してあります。なぜ喫煙がいけないのか。それをご説明させていただきます。
1.感染のリスクが高くなる
タバコは免疫力を低下させます。ニコチンは私たちの免疫を働かせている白血球の作用を低下させるため、歯肉に炎症が起こりやすくなるのです。
2.インプラントと骨がしっかり結合しない
タバコの煙の主成分であるニコチンは血管を収縮させます。喫煙によって発生する一酸化炭素は血液が酸素を運ぶヘモグロビンと結びつき酸素の運搬機能を低下させる作用もあり、歯肉はさらに血液不足になり、血流が悪くなります。すると、骨や歯周組織へ酸素や栄養が行き届かなくなり、結果、歯周病を引き起こす原因となったりインプラントをされている方の場合インプラントを支える骨や歯周組織が弱ってインプラントがはずれてしまうのです。 歯肉の血流が悪くなると歯肉に酸素や栄養が十分に行き届かず、歯周病菌と戦う免疫機能も低下してしまいます。 一方で喫煙は歯肉の細胞の活性化を抑制する為、炎症を起こした歯肉の回復を妨げ治りにくくします。 -
インプラント治療は外科処置のため歯や歯茎やその周囲の骨を削ったり、いじったりします。そのため、他の部位の外科的な手術をするときと同じように違和感が出てしまうのは仕方のないことであり、違和感が全くないということはほとんどありません。
また、手術後も麻酔が切れれば多少ですが痛みが出ますし、削ったりいじったりしたことによって腫れたり出血をするということも稀にあります。そのため、インプラントの手術後に違和感があると感じる人は多いのですが、多くの方は一次的な違和感で、一般的に1~2週間で改善することが多いです。 -
インプラント治療は、歯茎を切り開き、あごの骨にインプラントを埋め入れる外科手術が必要です。全身疾患をお持ちのかたは、その外科手術が身体に大きな負担をかける恐れがあり、お身体の状態によっては、インプラント治療が難しいと判断されることもあります。
特に心臓の病気で通院している、または過去に通院していたかたは、インプラント治療が受けられる状態かどうか、まずは主治医に相談しましょう。下記に該当するかたは、特にインプラント治療を受けることが難しいでしょう。
・心筋梗塞、狭心症の方
4週間以内に狭心発作が回数を増してきた場合や、安静状態においても狭心発作が生じる場合は、不安定狭心症(切迫梗塞)とよばれ、心筋梗塞発作に移行やすい危険な時期のため、歯科治療自体を避けることが望ましいとされています。
・僧帽弁置換術を受けたかた、ペースメーカーを入れている方
インプラント治療などの出血を伴う外科処置を行うと、感染性心内膜炎になる懸念があります。 -
インプラント治療で最も大切なことは審査・診断です。インプラントというと成功例だけがクローズアップされがちですが、実は一定数の失敗例もあります。インプラントの成功率は上顎で95%以上、下顎で98%以上とされており、かなりの確率で失った歯を補うことができます。
しかし場合によってはトラブルを抱えてしまう事もあるのです。インプラントの失敗原因はさまざまあり、治療自体(歯科医師)に原因がある場合もあれば、患者さんに原因がある場合もあります。インプラントの成功率は、病院やクリニックの機材や執刀医の経験などによって大きく変わります。したがって、どのような病院を選ぶかがカギとなります。費用や通いやすさも大切なことですが、安全な治療を受けられなければ、元も子もありません。
期間
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一般的には悪い歯があれば、まずその歯を抜いて4ヶ月、場合によっては6ヶ月、抜いた後の粘膜や骨が治るのを待ってからインプラントを埋入する方法が広くおこなわれています。しかし、抜歯をしてそのまますぐにインプラントを入れる「抜歯即時インプラント」という方法もあります。
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歯を抜くと同時にインプラントを埋入する抜歯即時インプラント手術を行えば、治療回数が少ないだけでなく一度の手術で抜歯とインプラント治療を受けることが出来るため、体や時間の負担が少なくて好評です。もちろん、症例によっては出来ないこともありますが、お気軽にご相談ください。
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転居前までにインプラント治療を受けた歯科医院に転居することを伝えましょう。その際に、転院先でスムーズに治療が受けられるよう、紹介状(診療情報提供書)を書いてもらうとよいでしょう。紹介状は治療に必要な情報(治療の経過や埋め入れたインプラントの種類など)が書いてあります。
治療後
メインテナンス
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インプラントの使用というものが、担当の歯科医師とともに一生かけてメンテナンスを続けていくものであることからすると、引っ越しの際の対応の仕方が問題となります。何らかの事情で遠方への引っ越しを余儀なくされた場合、転居先での新しい歯科医院でも定期検診等のアフターケアを続けていくためにはなにに注意すればよいのでしょうか。
まずはこうした引っ越しに際して、ご自身で使用しているインプラントを製造しているメーカーや、そのインプラントの種類などについてはきちんと把握しておきましょう。そのインプラントに対する治療や各種検診に対応してもらえる病院を探すために必要な情報であるからです。 -
手術した部位の歯ブラシは避けてください。縫い合わせている糸が切れたり傷口がひらいたりしますので、他の部位を歯ブラシで丁寧に磨くことをオススメします。汚れると感染の原因になるからです。その際、歯磨き粉は使わないようにしてください。また、歯磨きの後の「ぶくぶくうがい」もしないようにしましょう。どうしても、という方は軽くゆすいでツバを吐く程度でお願いします。
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インプラントにはアフターケアが欠かせません。アフターケアが不十分だと、歯周病と同じような症状が出ることがあります。当院では、インプラント手術のみならず、アフターケアにも力をいれています。インプラント専門の歯科衛生士が患者さんの術後のケアを専任で担当しますので、ご安心ください。
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フッ素がインプラントを腐食することございません。 フッ素が含まれる物は他にも沢山あり、脳に異常をきたすような事を気にされることはございません。
トラブル
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インプラントはメリットも多く、広く普及してきましたが、合併症やトラブルのリスクがないわけではありません。インプラントの技術の進歩でトラブルは少なくなってきましたが、インプラント治療を受ける前に事前にどの様な合併症やトラブルがあるかを知ってから治療することも大切です。
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インプラントはメリットも多く、広く普及してきましたが、合併症やトラブルのリスクがないわけではありません。インプラントの技術の進歩でトラブルは少なくなってきましたが、インプラント治療を受ける前に事前にどの様な合併症やトラブルがあるかを知ってから治療することも大切です。
インプラント手術では、あごの骨にインプラントを埋め込む前のステップとして、骨の中にドリルで穴を開ける必要があります。学会主導の調査によると、インプラント手術関連の重篤な医療トラブルで最も多いのは、下あご内に走っている神経をドリルで傷付けてしまうことによって発生する痺れで、インプラント手術ならではの特徴的な合併症ともいえます。次いで多いのが、上あごにある空洞(上顎洞:じょうがくどう)へのインプラント体の迷入、上顎洞の炎症が挙げられ、このほか、インプラント周囲炎、異常出血、ドリルの骨外穿孔等が起こりえます。
これらの合併症を防ぐには、まずは術前の十分な診断が大切で、特にドリルを行う骨を3次元的に評価できるCTの有用性が極めて高いといわれています。最近は、着替えをせずに座って撮影でき、解像度も高く、従来のCTよりも低被曝のコーンビームCTも開発され、非常に便利になってきています。コーンビームCTを用いると、インプラントを埋め込む骨の量や形態が、付属のソフトウェアで細かく把握でき、神経損傷やドリルの骨外穿孔の防止に大いに役立ちます。 -
インプラントを入れてから健康診断に行ったところ、怪しいところが見つかりMRI検査を受けることになった。しかし、検査技師から「インプラントをしているなら検査が大丈夫か主治医にきいてください」と言われたという方から問い合わせがあります。
確かにMRI検査で体内金属が問題となることはよく知られています。どんな問題かというと、2つあります。一つは、お口の中の治療で入れた金属によって生じるMRI画像の歪みや信号の消失等により画質が低下することにより診断の妨げになることです。MRIでは歯科で使用する金属、金、白金課金、金銀パラジウム合金、チタン等による画像の歪みや信号の消失等は、CTよりもはるかに少ないのです。
ですから、チタンあるいはチタン合金のインプラントを用いてインプラント治療を受けた場合、そのインプラントがMRIによる画像診断に影響を及ぼすことはあまりありません。しかし、磁石を併用していると診断は不可能となることがあります。インプラントの上部に磁石が付いた構造物が装着されている場合には、MRIの画像が乱れることがります。主治医にご相談ください。もう一つは、MRIの強い磁場や電磁波によって装着していた金属の歯が外れることにより、金属が吸引されたり、金属の発熱が起こることがあります。ですので、MRI検査前にはかかりつけ歯科医のところできれいに入っているか確認することをお勧めします。 -
インプラントの手術後に、固い食べ物を楽しめるようになるにはどれ位の期間がかかるでしょうか。手術をしてからおよそ半年くらい経つと、歯茎にインプラントの土台が定着するので固いものでも自然に食事が楽しめるようになります。
ちなみに、手術して2~3時間すると手術部位の出血が止まりますので、食事はそれ以降にしてください。術後の経過とともに、次第に段々と固さのあるものが食べられるようになっていきますが、半年くらいで、歯根代わりの土台が歯茎に定着するのが一般的です。そうなれば、固いものも自分の歯と変わらないように食べられます。
入れ歯と違い、その食感を歯茎で感じますので、食べる楽しみがよみがえってきます。インプラントが定着しても、すき間に食べ物がはさまって細菌感染などのトラブルを起こすこともありますので、半年に一度は歯医者さんでメンテナンスを受けましょう。 -
自分自身で再び付けることはできませんので、インプラント治療を受けた歯科医院に連絡し、適切な処置を受けましょう。放っておくと、周りの歯に悪影響を及ぼすこともあります。インプラントが外れて受診するまでの間は、硬い食べ物は極力避け、外れた箇所に過度な負担がかからないようにしましょう。さらに負担が加わった場合は、さらなるトラブルが起こることも考えられます。インプラントそのものが抜けていなければ、状態によっては再び付けられることもあります。外れたパーツは受診の際に持っていくようにしましょう。
※注意点…外れたものを再びお口の中に入れることは止めましょう。
外れたものを再びお口の中に入れると、別の部分に新たなトラブルを引き起こしたり、パーツを飲み込んでしまったりすることが考えられます。
※補綴物がぐらついている場合
補綴物がぐらついていることが分かったとしても、 瞬間接着剤などで固定することは絶対に避けましょう。自己対処では噛み合わせが変わり、 インプラントや周りの歯に影響してしまう可能性もあります。また、再び補綴物を付ける際は、細菌を取り除くことも重要です。 接着剤と一緒に細菌を閉じ込めてしまうと、 口臭の原因やインプラント周囲炎などのトラブルも考えられます。
インプラント後の費用
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医療費控除とは、その年の1月1日から12月31日までの間に100,000円以上の医療費を支払った場合に、一定金額の所得控除を受けることができる制度です。基本的には、加入している保険組合から送られてくる「医療費控除のお知らせ」を「医療費控除の明細書」に添付すればOKですが、これはあくまでも保険診療(公的医療保険)の分のみ。
自由診療であるインプラント治療は、別途「医療保険控除の明細書」へ必要事項を記入する必要があります。その上でこの明細書と「医療費控除のお知らせ」 を併せて申告することで、医療費控除の適用を受けることが できるのです。 -
インプラントの破損や故障、感染症などを予防するためには、プロフェッショナルによるメンテナンスが欠かせません。インプラントの定期検診では、口腔内の診査やレントゲンの撮影、細かいクリーニングなどのプロフェッショナルケアを受けることができます。また、定期検診の値段は、3,000~7,000円程度が一般的です。それほど高額な費用はかからないのでご安心ください。ちなみに、保険は適用されません。
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インプラント治療を行った後は、長期的に安定した状態で使い続けるため、定期的なメインテナンスが必要です。健常なお口の状態を保つためには、半年に1度のメインテナンスが有効とされています。
メインテナンスでは、お口の状態の確認や、インプラント部位の継時的変化を比較するため、レントゲン撮影などが必要となる場合がありますが、お口全体のメインテナンスを30分~1時間程度行った場合、3,000~10,000円の費用がかかるとされています。メンテナンス費が高いと感じる方もいらっしゃると思いますが、きちんとした手入れと定期的なメインテナンスを続けることで、長く自分の歯と同じようにしっかり噛むことができ、使い続けることができます。 -
インプラント治療では、きちんと噛めるようになって1年以内が、最も問題を起こしやすいといわれています。そのため、最初の1年間は十分な注意が必要のため、通院回数も多く必要です。インプラントを長くご使用頂くためには、定期的にメインテナンスを行う必要があるため、1年に3、4回の通院をおすすめ致します。
痛み
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術後は、痛み止めの服用薬や抗生物質が処方されますので、薬が効いて痛みをあまり感じずに治っていくことが多いです。しかし、埋め入れる本数が多い、骨移植の範囲が広い、抜歯を同時に行ったなどの場合は、痛み止めが奏功しにくいことや、1週間程度にわたって痛んだりする方もたまにいらっしゃいます。痛みに関しては個人差が大きいといえます。
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術後は、痛み止めの服用薬や抗生物質が処方されますので、薬が効いて痛みをあまり感じずに治っていくことが多いです。しかし、埋め入れる本数が多い、骨移植の範囲が広い、抜歯を同時に行ったなどの場合は、痛み止めが奏功しにくいことや、1週間程度にわたって痛んだりする方もたまにいらっしゃいます。
痛みに関しては個人差が大きいといえます手術中は麻酔をかけますので、痛みはありません。痛みが出やすいのは麻酔が切れてからになります。手術後の痛みは、抜歯をした時と同じくらいと表現する人もいますし、痛くて痛み止めが離せなかったという人もいます。痛みの程度は個人差の他に、インプラントの本数や骨の状態でも変わりますが、数日から1週間くらいで落ち着くことがほとんどです。
手術後は痛み止めや抗生物質などを処方されますので、それらをきちんと服用していると腫れも引きやすく、痛みも改善されていきます。 もし1週間を超えても痛みが引かないようであれば、炎症が起こっているなどのトラブルになっていることも考えられますので、医師に相談をしてください。